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言葉で伝えるのは難しい。
書いていないものは読者のイメージにゆだねるしかない。
文字だけで伝える小説は、テレビや映画などの映像よりも情報量が少ないから、読者にうまく伝わらないことも多い。
「店に入った」とだけ書くと、どんな店を想像するかは人それぞれだ。
混雑している流行の店を想像する人もいれば、客の入らないさびれた店を想像する者もいる。
イメージを、いかにうまく伝えられるか。
これが小説の面白さだ。
たとえば「彼の笑顔が好きだ」を、もっと細かく描写する。
「彼は大きな声で笑う。手で大きなおなかを叩くオーバーアクションや、細い目がいっそう細くなって、お猿さんみたいになるブサイク顔が、私はたまらなく好きだ」
「私は大好きな彼の笑顔を見るために笑わせる。彼は顔を真っ赤にして笑う。ヒィ、ヒィと息を吸いながら笑う。ときどきむせるので、いつか笑い死ぬのではないかと心配する。もし彼が死んだら、私は彼を笑い殺した殺人犯になるのだろうか? 大好きな彼の笑顔が見れるなら、私は前科モノになったって構わないのだが、食器を洗ってくれる人がいなくなるのは困る」
2つの同じ「彼の笑顔が好きだ」でも、いろいろな尾ひれを付けることで、読者に与える笑顔の印象が大きく変わる。
そういう細かな描写が、登場人物を生き生きさせ、面白い表現が作家の個性として評価される。
そこが小説の面白いところだ。どんどん自分の言葉で表現しろ。
これぞというタイトルをつけろ。
どんなに内容に自信があっても、読んでもらわなければ話にならない。
本を作るときに出版社が一番気にするのが、本のタイトルだ。
同じ内容の本でも、タイトルによって、売り上げは雲泥の差になる。
だから、読者に読んでみたいと思わせることが可能なタイトルを考えることが出来たなら、それはもう爆発的ヒットを予感させる。
ここ数年でベストセラーになった本の題名をざっと挙げてみると「五体不満足」「バカの壁」「脳内革命」「日本沈没」など。
これらのタイトルは、誰もが知ってる二つの単語を合わせて、シンプルかつインパクトのある造語を作ったものだ。
自分の作品のタイトルを考えるときの参考にしてみろ。
長い題名をつけたいという者もいると思うが、覚えられにくいというデメリットもある。
「世界の中心で、愛をさけぶ」「頭がいい人、悪い人の話し方」などのベストセラーは、長い題名だが、口にするとリズムが良好で覚えやすい。
長い題名のときは、読んだときのリズムが大切なのだ。
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ベストセラーの中には「ハリーポッターと賢者の石」「風の谷のナウシカ」「窓ぎわのトットちゃん」のように、タイトルに主人公の名前を入れるパターンも多い。
主人公の名前にどんな言葉を加えれば、小説の中身がよく伝わり、かつ読みたいと思わせることができるだろうか?
主人公の名前に、いろいろな言葉を連結し、試行錯誤せよ。
英語のタイトルをつけようと思っている者へアドバイスだ。
英語にすると、たしかにカッコイイ。
だが、読者の立場になってみると、イメージが伝わりにくい。
できたら避けたいトコロだ。
映画の世界でも、カッコイイ英語の響きを捨てて、わかりやすさを伝えるために、無理矢理に原題を訳して(ときには無視して)邦題を作っている。
例えば、大ヒットしたゴスペル映画の「天使にラブ・ソングを」は、原題「Sister Act」だ、邦題「リトルダンサー」は原題「Billy Elliot」だった。
邦題「きみに読む物語」は、原題「THE NOTEBOOK」。
古くなるが、名作「アパートの鍵貸します」は、原題はシンプルに「THE APARTMENT」だった。
邦題と原題を比べてみて、人が読みたくなるタイトルはどちらだ? と、聞かれたら独断と偏見で、邦題の方だ。
小説の世界では、物事を大げさに表現しろ。
「針小棒大」という四字熟語を日本人なら知っているだろうが、あえて説明する。
意味は「針ほどの小さなものを棒のように大きく言うこと」で、物事をおおげさに言うことを差す。
この言葉を知らなかった者は、必ず覚えておけ。
己の友人を思い出してみろ。
ちょっとしたことでも、大げさに言う者が周りにいるはずだ。
友達から聞いた話なのに、さも自分のことのようにほかの者に話す者もいるだろう。
ある意味、すごい才能だ。
どんなつまらないことでも、面白くする。
小説の世界では、針小棒大に表現していくことが大事だ。
その振り幅が極端で、大きければ大きいほど、話が面白くなる。
ハッピーエンドならトコトン幸せな話に。
バッドエンドなら、ドロドロの昼ドラのようにトコトン不幸の連鎖を起こして、これ以上ない修羅場を作れ。
そして悲劇の底をぶち抜け。
バカならトコトン大バカにしろ。
真実一路のバカと成れ。
小説だからこそ、有り得ない話など有り得ない。
この「やるならトコトン」というのが、小説を面白くするコツだ。
どんな演出がベターか?
何百、何千、何万というケータイ小説がある中に埋もれてしまっては読んでもらえない。
どれだけ、ほかと違う作品ができるか(いかに目立つか)というのも、とても大切なことだ。
演出、つまり見せ方(この場合は読ませ方)をどうするかを考えてみろ。
たとえば、↑このようにカッコを多用するのも、ひとつの演出方法だ。
日記風に一人称で書くか、手紙風に二人称で書くか、ドラマの台本のように三人称で書くか。
同じ話でも、書き方によって、イメージは大きく変わっていく。
独断と偏見で初心者には一人称を推奨する。
日本語は主観的な一人称で書くのが自然に感じるからだ。
英語の場合は第三者の視点で客観的に記述するのが似合っている。
納得したければ英語で新約聖書を読め。
方法論は無限にある、例えば、本文中に何年何月何日の何時何分何秒という時間を書くことで、緊張感を持たせる技術もある。
ある場面では、話がなかなか進まないかと思ったら、「それから10年後」という風に、ポーンと時間が進むというような、テンポコントロールも効果的な演出のひとつだ。
ケータイ小説ならではの絵文字も有効的に使え。
絵文字を使用しないという選択も逆説的に有効だ。
小説の中の時間は自由に変更できる。
時間軸をズラすのも高度なテクニックのひとつだ。
時間は一方通行だから、普通に考えたら、過去、現在、未来という風に話が進むのだが、これを自由に入れ替えられるのが、小説の面白いところだ。
たとえば【過去→現在→未来】を【現在→未来→過去】に変えた例を考えてみる。
推理小説などは、このパターンが多い。
殺人事件を調べる(現在)、犯人を追い詰めて逮捕(未来)、どのように犯行が行われたか(過去)。
これが【過去→現在→未来】の順番だと、犯人が誰なのかも、動機も最初にわかってしまって、推理小説としてはつまらなくなる。
これを恋愛小説に当てはめるとどうなるか? 愛し合う二人(現在)、誰もが付き合うと思っていたら別れる運命に(未来)、なぜなら、二人にはこんな理由が過去にあったから(過去)。
このように、ただの恋愛小説に推理小説的な要素も追加可能だ。
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